煙の行方番外編”廃鉄の部屋”
茨城交通水浜線 廃線跡


 関東で一番ショボい県庁所在地(と、管理人が勝手に思いこんでいる)

水戸市

 ここに、昭和41年までとてもショボい路面電車が走っていました。その名は...

 ”茨城交通水浜線”

 地元の人でもその存在が記憶から消え去って久しいのですが、
火葬場探しの取材中に「鉄分」の強い管理人は、40年近く前に
消滅したこの路面電車の遺構をあちこちで見つけました。

 サイトの方向性上、本格取材も何なので小ネタ程度に紹介しておきます。


営業路線略図 

上水戸+++++大工町+++++水戸駅前+++++本一丁目+++++浜田+++++東前+++++磯浜+++++大洗
                   (*途中駅名略)

営業開始:大正11年
上水戸+++水戸駅前間廃止:昭和40年
水戸駅前+++++大洗間廃止:昭和41年

全行程約18km


営業当時の画像 画像引用:水戸市発刊 「写真集水戸」より

 

旧国道50号 銀杏坂から水戸駅方面を望む。



 

泉町〜大工町 大工町方面を望む。



 

専用軌道部分 谷中停留所。
形式129型


 

廃止直前、車内の様子。



 

上水戸〜水戸駅前区間廃止の「さよなら花電車」。
形式129 or 130型



 

区間廃止記念乗車券。
図柄のシルエットは形式135 or 136型




廃線跡探訪 2003秋

その@

東柵町+++++++本一丁目間に残る軌道跡

画像をクリックすると拡大画像が別ウインドウで開きます。


昭和38年、水浜線営業末期に竣工した「水門橋」。


ここに、40年近く放置された水浜線のレールが現存します。


逆光で見えにくいのですが、


良く見ると放置された軌道が鈍く光っています。


橋の西詰に


このような石碑があります。


側面には何やら水浜線に関するウンチクが...


そして東へ向かって続く軌道跡。


同じ場所から振り返ると、突き当たりのJR常磐線をS字高架で
跨ぐ為に道床が左にカーブを切っています。


橋の西詰、橋台取り付け部


今もくっきりと残る2本のレール。


橋の東詰、水戸駅方面を望む。


やはり同じように残る軌道跡


橋の東詰から大洗方面を望む


水門橋から望む水戸市街地


そのA

浜田++++++++谷田間に残るガーター橋


備前掘から分れた小川を跨ぐ、当時のままのガーター橋。


今は人道橋として利用されています。


石積みの橋台。結構頑丈そうです。


南側から撮影


大洗方面


水戸駅方面
当時ここから300m先に水浜線唯一の車輛基地である
浜田車庫がありました。


そのB

東光台++++++++大洗間に残る道床&枕木


大洗の市街地を抜け、終点大洗駅に向かって伸びる
道床跡。


同地点から大洗市街(磯浜)方面を振り返って。


取り外された枕木達。
ヘタレ具合に40年の月日が感じられます


そのC

終点 大洗駅跡


長く水浜線の終点だった大洗駅。
大洗町営火葬場の近くにありました。


旧駅舎の存在した場所。
夏草がボウボウです。


僅かに確認できる当時のままの枕木。
貴重なショットです。


敷地境界に並ぶ枕木。
ここが以前鉄道施設であった証拠です。


見えにくいですが、草に覆われたプラットホーム。
路面電車特有の、高さが低いヤツです。


プラットホームの上から水戸方面を望む。
冬場ならはっきりとホームの遺構を見る事が出来ますが、
今は....


駅を出て全体の構図がつかめる場所から撮影。
水戸方面を望んで。
中央の電柱は架線柱か?...


あとがき

 今回は火葬場取材のついでに拾った画像としてUPしましたが、
この廃鉄ジャンルも個人的には好きなので、今後も少しづつ公開
できれば...などと思っています(笑)。


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