完全取材!S寺廃火葬場 冬の陣


夏に取材を試み、雨と藪に阻まれ完全敗北した”S寺”の廃火葬場
管理人はシツコイ性格(笑)なので、あれから復讐のチャンスをずっと
狙っておりましたが、冬を迎えてあの酷かった藪も枯れていることを
期待しながら、再び”ココ”へ取材にやってまいりました。
”絶対にこの目で確かめてやる!”

*画像をクリックすると拡大画像が別ウィンドウで開きます。

  
というわけで、やってまいりました”S寺”。
前回とほぼ同じアングルです、季節の違いが顕著ですね。


  
奥へ進むと、昔火葬場を管理していたお寺が現れます。
以前に比べてとても立派になりました。


  
その奥を更に進むと、建設資材置き場に隠れるように
レンガ煙突が出現します。これも前回とほぼ同じアングルから
撮影しています。


  
この蔦にからまれた煙突...時の流れを重ねた廃墟独特の
雰囲気を発散しています。


  
さあ、突撃開始!
このアングルは、前回挫折した地点から撮影しています。
鼓動が高鳴ってくるのを感じます。


  
相変わらず酷い藪だ!!
コレくらいで負けてはいられない!

”根性”で前進します。


  
ひ〜〜...
ナタを振り回しながら、進みます。
やっと目的の”ブツ”が姿を現しました。


  
もう一息だ!
管理人は、ここが地元では有名な心霊スポットだという事など
完全に忘れています。


  
あれ...
建物は???...
いきなり炉体が出現して驚きました。


  
立派なレンガ煙突は健在です。
高さは15mくらいでしょうか。


  
”廃”になって剥き出しの炉体。
半分土砂に埋もれています。以前は”御堂風”の建物で
覆われていました。

”子供の頃、散々怖い思いをした場所でした。”


  
建物が健在の頃は気が付きませんでしたが、
黒タイル張りの炉前だったんですね...


  
煙突の付け根と煙道。
旧式火葬炉の構造が何となく判ります。
ちなみに、この火葬場は昭和17年建設で
燃料はA重油を使用していました。


  
レンガ煙突を真下から見上げて。
稼動時、会葬者はここからこうやって見上げながら
何を思ったんでしょうね...


  
火葬炉です。
2基あります、中途半端な解体をしたようです。
土砂が炉体を半分埋め尽くしています。
...祟りでもあったのかな?...


  
右側の炉。
化粧扉が錆びてボロボロになってます。
30年の歳月を感じます。


  
もう1枚。
どうも炉内部の構造が右と左で若干違います。
断熱扉の開口部が大きいので、ひょっとしたら
右側の炉は”座棺用”だったのでは...


  
左側の炉。
断熱扉も見えます、中から木が生えてきていて
台車式かロストル式か区別がつきません。


  
左側炉のアップ。
寝棺用火葬炉です、構造は”H市火葬場”のそれと
酷似しています。


  
更にフラッシュを焚いて近接撮影。
断熱扉の形状が良く判りますね。焼け爛れたレンガが
稼動時の状況を物語っています。


  
炉の側面に廻って、作業スペース側を撮影。
蔦が生い茂って何が何だか判りません。


  
更にもう1枚。
う〜ん...蔦をナタで払おうとしたんですが、
さすがにそこまでやってしまうと...気が引けます(笑)。


  
炉裏を撮影。
画像ではよく見えないのが残念です。
ちなみに重油バーナーはまだ付いてました。


  
廃止になって30年余り、それ以来色々な怖い噂を生んで来た
S寺廃火葬場。
いつのまにか建物だけが取り壊され、火葬炉とレンガ煙突だけが
風雨に曝されて朽ち果てるのをジッと待っていました。
子供の頃、あれほど怖がっていた場所なのですが、大人になって
こうして取材に訪れてみると恐怖感など全く感じることなく、逆に
”貴重な文化遺産”に見えてくるから不思議です。


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