10月18日

 今週は風邪を口実に取材をサボってしまった。自分の場合、いまだに
正式な取材交渉をしてからというのは珍しく、大抵
”友引狙い”のゲリラ
攻撃になってしまうのだが、正直言ってこの1週間に1度のイベント日は、
今でも前日から大変なプレッシャーが掛かってくる(笑)。思うに火葬場
を撮影する事自体、別にどうって事無い行為なのだろうが、(まして心霊
現象などハナから信用していないのもあるし...)心では平常心を装い
ながらも、いざ現場に立つと...

      
足が震え、心臓がドキドキしてしまうのである。

よって、今まで掲載した画像で構図的に満足出来るショットは1つも無い。
(要するに撮影する時はいつも頭の中が真っ白状態)

そう言ってしまうと、これを見た方々から「こんなサイトを立ち上げておき
ながらマトモな取材をしてないんじゃないか?」というような”お叱りの
言葉”を受けそうだが...

  今でも取材時には意味不明の緊張・恐怖感が自分を襲ってくる。

                                ...これが現実です。

確かに、強がって房総の廃火葬場に一人で潜入も行ったが、炉裏に第1歩
を踏み出したときなど、最初の呼吸が怖くてどうしても出来なかった。(自分
にとって、臭いのトラウマは何より強烈です)情けない話だが、精神錯乱の
1歩手前でやっと取材を終えたというのが本音だった...

子供の頃から知らず知らずに擦り込まれてきた
”火葬場に対する忌避的
感情”
は、なかなか払拭できるものではないのかもしれない。しかし、逆に
必要が無ければ立ち入る事がためらわれる対象物だからこそ、”被写体”
としての面白さがあり、そこに当事者として関わった淡い記憶(多分トラウマ
経験もその一種でしょう)が複雑に絡み合って、自分の心の中に、
”興味の
対象”
としてのカテゴリーを形成したおかげで、現在このようなサイトを運営
する事になったのだが、最近は質の向上を意識する為か、この緊張、恐怖感
が壁となって立ちはだかってくるようになった。まあこれはこれで自分に対する
”乗り超えなくてはならない当面の課題”ではあるが、今後も取材に行ったら
多分...

                  
ビビリまくる
                                  のでしょうね(笑)。

逆の解釈をすれば、その稚拙な画像やヘナチョコ文章が、取材時に受けた
”緊張、恐怖、トラウマ感”をかえってうまく伝えるため、こんなに多くの方に
来て頂く事が出来るのかもしれない...なんて、妙に納得してしまう(させて
しまう)自分がいるのも事実ではある。

”怪我の功名”というか何というか(笑)、当分の間はそんな心の葛藤が
続きそうな気がする。 
                   
                  
       ”精神力が持てば”の話ですけど...


ところで、次回は”煙のゆくえ@中坊”の火葬場訪問記第2弾をお送りします。
場数を踏んで多少大胆になってきた”ヘッポコ話”です。
                                      お楽しみに...



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