発掘第4弾!電気火葬炉の謎「旧石岡市営火葬場」

画像引用:石岡市市勢要覧1958、1964版、市報いしおか1958
国土交通省 空撮画像


 市役所や図書館などに眠っている古い火葬場の画像を発掘して紹介する
このコーナーですが、早いもので既に第4弾をUPする事となりました。
 当サイトで比較的初期に掲載済みの「石岡地方斎場」の旧施設です。
市報切り抜きの記事も同時掲載しました、かなり古い記事なので非常に見難い
のですが、読んでみると結構興味深い内容です。


*画像をクリックすると拡大画像が別ウィンドウで開きます。

昭和33年3月版「市報いしおか」から記事抜粋

 

火葬場竣工の記事です。
これより以前は市営の火葬施設は存在しなかった為、一面扱いです。
重油火葬炉2基を備えています。当時の貨幣価値が良く判りますね。
ここを手掛けた豊川市の東亜工業という火葬炉メーカーが気になります。
ちなみに、現在はあの”日車工業”が豊川市に存在しますが、東亜工業と
関係はあるのでしょうか?(笑)。




昭和33年版石岡市市勢要覧から記事抜粋

 

 竣工直後の火葬場全景です。
煙突の高さは先の記事に12mと記載されていました。再燃炉無しにしては
かなり低めです。おそらく稼動時は煙の直撃を食らうでしょうね。




昭和33年版「市報いしおか」から記事抜粋

 

 入り口から見た火葬場全景。




 

 火葬棟正面。
記事の内容がスゴイですね。
重油から電気炉に改造して効率が上がるとは思えないのだが...
(火葬時間90分は立派な性能だと思うんですけど)




昭和39年版石岡市市勢要覧から記事抜粋

 

 昭和39年の火葬場全景。見ての通り太くて低い煙突です。
後述しますが、火葬場への進入路(国道から)は南側に設置されているの
ですが、この画像では門が北向きになっています。不思議なレイアウトです。



 

 現在の同地点から撮影した画像。
現施設では、完全に建物裏手になっています。現在ここは駐車場なのですが
進入するためには今も施設を時計回りにグルッと回って来なくてはなりません。



 

 ちなみに、これが現在の火葬場入り口です。
国道6号線を南東方向から入って来るように進入路が設置されています。



 

 昭和38年度の利用状況。
石岡市は当時人口3万人程度だったので、稼働率はあまり高く
ありません(水戸市等に比較して)。



 

 昭和49年の空撮画像。
この時点では旧施設のままです。進入路は画像右上(南東)から来ていますが
火葬場の正門は前述の通り画像左の北側に位置します。グルッと建物を回りこむ
ような不思議なレイアウトになっています。ひょっとして昔は北側に進入路が存在
したのかも知れません。


TOP   INDEX