
大渋滞の中、車を走らせること2時間、やっとたどり着いた千葉市営火葬場です。
広大な墓地の中に存在しました。なんとなく横浜にあった旧久保山火葬場を連想
させます。

撮影ポイントを探して墓地を一周。元の場所に戻ってきたら、煙突から猛然と
煙を出し始めました。やっぱり旧久保山を思い出してしまいます。

稼動真っ最中の火葬場は、強烈な威圧感があります。
正直、接近するのがチョット怖いです。

意を決して接近します。
堂々とした立派な煙突です、高さは30mぐらいあります。

子供の頃の「トラウマ」が蘇るようです。昔はどこもこんな感じだったんですよね...

いきなり煙モクモクで度肝を抜かれてしまいましたが、気を取り直して取材続行。
建物正面です。灰色の化粧扉が微かに見えます。ここからではロストル式なのか
台車式なのか判りません。それにしてもデザインが寺院風のコテコテです。今とな
っては逆に新鮮さを覚えるほどです。

南側から撮影。これ見よがしに進入できないので、スナイパーの気分で
撮りました。(別に悪い事しているわけじゃないんですけどね)

土手沿いに移動中のショット。煙突が無ければ普通のお寺にしか見えません

角度を変えて南側...
地形を利用した巧みなカモフラージュです。撮影ポイントが
あまり見つかりません。

フェンス沿いに少しづつ回り込みます。遠くに見えるのは
民営の斎場です。

裏側に廻って...やっと邪魔なフェンスが途切れました。壁の向こうは作業室ですが
不思議と臭いません。ブロワーとバーナーの轟音がします。火葬炉は何基あるのか
判りませんが、すごい音です。手前のドラム缶は残灰でしょうか?

裏側その2。
この撮影場所だけは私の周囲や足元に何もありません。
不思議な空白地帯です。ちなみに正面に墓地と火葬場を
行き来する階段が付いています。

煙突の付け根です。煙道が高い位置にあります。画面では見えませんが
下に煙道の跡があり、再燃炉を取り付けた際に今の位置にかさ上げした
ようです。

北側から撮影。
取り壊してしまうのがもったいないような、重厚な趣のある屋根です。

角度を変えて北側から撮影。
手前のプレハブは火葬棟と繋がっており、どうやら収骨室の増設スペースの
ようです。煙突根元左側に、非常用ディーゼル発電機の一部が写っています。
とりあえず「災害対策」は為されているみたいですね。

風が止み、煙が真上へたなびきます。
いかにも火葬場らしい風情を感じます。

時間がたって煙が薄くなってきました。ここもN寺尾のように煙突先端には
網が被せてあります。

先日千葉市のHPで確認したところ、既に代替地で新斎場の建設が始まっているようです。
建物のデザインといい、この施設は歴史的価値が十分にあるように私には思えます。とは
言っても、一般的には嫌悪施設として名高い「火葬場」ですから、多分ここも移転と共に消え
去る運命にあるんでしょう...
正直とても残念です。